愛犬美容科/研究科 実習内容
動物美容実習
実践的な技術の習得を目指す
犬種に適したカットやスタイリングを熟知し、短時間で正確に、美しく仕上げる。
そんな真のプロトリマーになるためには、数多くの実習体験で技術力を磨くことが大切です。
たくさんの校有犬・モデル犬に触れ、実践的に美容技術を身につけます。
口内チェック
犬にとっても歯の健康管理は大切なもの。
虫歯や歯肉炎など歯の病気は大敵です。
ブラッシング
毛のもつれをほぐすスリッカーなどを犬種により使い分けます。
爪切り
爪が伸びすぎると歩行困難の原因に。健康を保つためにも重要な作業です。
シャンピング
シャンプーをする作業です。
犬の毛質や毛の長さによって洗い方が変わってきます。
ドライング
シャンプー後のドライヤーをかける作業です。
次の作業をスムーズに運ぶためにも重要です。
耳掃除
耳の中にも健康状態が表れます。
耳が垂れた犬は通気が悪く、耳の中が汚れやすいです。
クリッピング
バリカンで余分な毛を刈ります。犬種によりボディクリッピング、足クリッピングなどがあります。
シザーリング
カッティングシザー(ハサミ)で毛をカットし、最後の仕上げをします。
ハンドリング実習
犬の魅力を最大限に引き出すハンドリング
ドッグショーで犬をコントロールするハンドリングによって、その犬の魅力を最大限にアピールすることができます。犬がさっそうとした姿を見せるのもトレーニングのたまもの。同じ犬でも何倍も美しく見せることができます。
- 容姿や骨格、歩様の美しい見せ方
- 犬とのコミュニケーションの取り方
- 服従や誘導のしつけ
- 問題行動の解決方法
- 訓練用具の種類と選択
- 飼い主への指導方法
一般科目・専門科目
犬のプロとしての教養を深める
トリマーとして活躍するには、好感をもたれる礼儀作法やビジネスマナーを身につけることが必要です。
言葉遣いや接客態度、パソコンなど一般教養と、経営学、販売小売学などの幅広い知識は、就職や独立に役立ちます。
専門科目では、実習前にグルーミングの歴史や用語、各犬種の標準などトリミングの基本を理解し、ハサミの持ち方やブラシ類の使い方を習得します。また、美容学、栄養学、獣医学などの犬の健康管理に必要な知識も学びます。