愛犬美容科/研究科
確かな信頼を寄せられるスペシャリストを育成します
学科概要
トリマーは、それぞれの犬自体の魅力を最大限に引き出すのが仕事です。
そのため、たくさんの犬種と接し経験を積み重ねることで、技術を養う必要があります。その点、愛犬美容科では2年間の多くを実習に費やしますので、犬とのコミュニケーション能力を高め、飼い主さんに対する接客マナーも身につけることができます。
3年制の愛犬美容研究科では、さらに将来の独立開業も視野に入れたカリキュラムを用意しています。
特に3年次では、ショードッグのトリミング方法やハンドリングなど、実践に即した技術を習得できる「ショークリップ実習」や、教員のアシスタントとして1・2年生の指導や教員の補助、現場と同じように周りを見て自ら考えて行動する「アシスタント実習」、ペット業界の構造や商品知識など開業や就職に必要なノウハウが学べる「経営学」などの多彩な実習科目があります。
また、愛犬美容科、愛犬美容研究科のいずれも学生個々に合ったきめ細かい学習指導を行っているため、社会人としての即戦力となる専門知識や技術を養うことが可能となっています。
学びのPOINT
豊富なカットモデル犬での美容実習
動物美容実習では約100頭いる校有犬の他に、2,000頭を超える家庭犬にカットモデルとして登録をしていただいており、多種多様な犬種にふれながら実習を積み重ねて技術を養います。
犬種に適したカットやトリミングを勉強し、短時間で美しく仕上げるための美容技術を習得します。
動物医療の知識も身につく
動物看護関連資格の取得は必須となっており、愛犬美容科/研究科はトリマーなどを育成する科でありながらも、動物医療に関する知識も身につけることができます。
猫の美容実習もできる
年々高まる猫人気に対応すべく、猫特有の皮膚や被毛の汚れの取り除き方、猫が快適に生活するために必要な犬とはまったく違う猫のグルーミング技術を実習で身につけます。
現場のニーズに合わせた実習
愛犬美容科ではカラーリングやアロマ、ハーブパックやエクステ作りなど、近年多様化する世間のニーズに合わせて柔軟に対応できるカリキュラムを用意しています。
愛犬美容研究科(3年次)では4月から1人1頭の校有犬を担当し、1年間責任を持って被毛管理をおこない、ライセンス試験(上級)に臨みます。
実習内容
愛犬美容科/研究科では、短時間で美しく仕上げるための美容技術が習得できる「動物美容実習」をはじめ、より現場に近い技術も習得できる「アシスタント実習」や「ショークリップ実習」など、美と健康をサポートできるトリマーとしての知識と技術を学べる実習を用意しています。
カリキュラム
必修科目
一般科目 |
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専門科目 |
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実習科目 |
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必修選択科目
一般科目 |
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専門科目 |
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選択科目
研修 |
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主に取得可能な資格
- トリマー
- 動物健康衛生管理検定
- キャットマイスター
- 家庭犬訓練士
- ハンドラー
- ホリスティックアニマルケアセラピー
- 愛玩動物飼養管理士
- リテールマーケティング(販売士)検定
- ビジネス能力検定ジョブパス
※学科、専攻により取得できる資格・階級などが異なります。
その他取得可能資格目指せる職種
- ペットサロン
- ペットショップ
- 動物病院
- ドッグカフェ
- 動物関連企業
- コンパニオンドッグトレーナー
在校生の声
愛犬美容科2年河原 ののか(かわはら ののか)さん
小学生の頃からの夢をかなえるため、日々コツコツと学んでいます。
もともと動物が大好きだったこと、両親が理髪店で働いていたことに影響されてトリマーを目指すようになりました。中央動物専門学校の体験入学では、先生も先輩もとても気さくで、また実習などが充実していたので入学を決めました。
動物美容実習が楽しいです。日に日に自分の技術力が上がっていく手応えがあり、 1頭のトリミングが終わった時は達成感とやりがいを感じます。難しい授業は企業研究。ロールプレイングで動物や商品についての説明をするのですが、先生の質問になかなか答えられないことも…。もっと腕を磨いて、将来はただカットするだけではなく、デザイン性を重視したサロンで働きたいです。