Chuo Animal College
看護科BLOG
動物の健康を守るための実習や授業をレポート!
動物看護で使っているモノ②★
昨日、入学式が挙行されました
本日は新入生オリエンテーションが行われ、新入生を迎えスタートを切りました
さて、今回も動物看護関連科の授業で使う検査機器をご紹介します
今日ご紹介するのは、眼科検査で使う眼圧計です
眼球自体は柔らかく、眼房水という液体が入って形を保っています
例えるならば・・・風船は空気が入って形を保っていますよね?それと似ています
つまり、風船の張り具合は中に入っている空気の量(空気圧)で変わってきます
眼球も一緒です。眼球の張り具合は、中に入っている眼房水の量(眼圧)で変わります。
眼房水の産生量と排出量が一定であれば、眼圧は保たれますが、
何かしらの原因で産生量と排出量のバランスが崩れると、眼球内はパンパンに腫れていきます
これが緑内障と呼ばれる病気です
その診断をするときに、この眼圧計を使います
本体を動物の眼球前に保持し、計測スイッチを押すと、プローブが核膜に当たり、
その角膜の凹みで眼圧を測定するものです。
理解するのは難しいとは思いますが、
眼科に行くと、眼球に空気圧がプシュっと飛んでくる検査が眼圧検査です
この検査、いきなり空気が飛んでくるので、思わず瞬きしちゃいますよね
動物に対して空気をプシュっとすると、恐怖心により2回目以降の検査が難しくなるので、
空気ではなく、プローブを軽く当てて眼圧を測定します。
今回はちょっと難しい内容でしたが
詳しくは2年生の臨床検査実習で眼科検査を勉強します
またいろいろな検査機器を紹介していきますので、お楽しみに
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