猫のトイレトレーニングについて

猫を飼い始めたら、早めに覚えて欲しいことのひとつがトイレという方も多いのではないでしょうか。
猫は「砂の上でトイレをする」ことが遺伝子に組み込まれており、比較的しつけが簡単だと言われています。

今回はそんな、猫のトイレトレーニングについてご紹介いたします。

猫のトイレトレーニング方法

まずは、猫にトイレそのものに慣れさせることから始めましょう。
猫を家の環境に慣れさせるために、最初の2〜3日は大きめのケージに猫とトイレを一緒に入れておきましょう。

猫用トイレの中には、砂を入れておくのが一般的です。
猫は排泄物を砂に隠す性質を持っているため、トイレに砂を入れておけば自然にそこで排泄を行ないます。
最近は匂いを吸収したり、飛び散らないよう工夫がされた猫トイレ用の砂も多数市販されているので、機能や価格などを比較してご家庭に合ったものを選んでみてください。トイレの砂は定期的に交換して綺麗な状態を保つよう心がけましょう。

猫が家の環境に慣れてトイレを覚えたら、次はトイレをケージから出してみましょう。
家の中で猫が落ち着いて用を足せる場所にトイレをセットし、その場所できちんと排泄できるかを確認します。
上手に排泄ができれば猫のトイレトレーニングは完了です。

このトレーニング方法でほとんどの猫がトイレを覚えますので、簡単にしつけることができます。

猫のトイレサインを見逃さないで!

猫はペットの中でも、比較的早くトイレを覚えられるといわれています。
しかし、猫がトイレを覚えるまでは、念のため仕草や動きに注意してトイレサインを見逃さないようにしましょう。

猫はトイレに行きたくなると、ウロウロ動き回って床のニオイをかいだり、前足で床を掘るようなサインを見せます。
もしかしてトイレかな?と思ったらすぐにトイレに連れていき、そっと置いてあげましょう。

一方、トイレを失敗されたくないと思って大声を出したり、あわてて強く抱っこをすると、猫がおびえてしまって排泄しなくなりますので注意が必要です。
猫が警戒しないよう静かに優しく抱きあげ、トイレに連れていくようにしましょう。

一度では覚えないかもしれませんが、何度も繰り返しているとトイレだと認識するようになり、自分から自然にトイレへ行くようになります。

まとめ

猫はトイレを覚えやすいとされていますが、最初のトレーニングがきちんとできていないと失敗してしまうこともあります。
失敗してしまっても猫を怒ったりせずにゆっくりと慣れさせましょう。

まずは、猫がリラックスしてトイレに行けるような環境を整えることが大切です。猫も人もストレスなく過ごせるように、焦らず怒らず寛容な気持ちでトイレトレーニングを行なってください。

この記事をシェアする

Recommend