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知る・学ぶ 2021-03-24

ペット初心者にも大人気! ゴールデンハムスターの特徴や飼育の注意点

ゴールデンハムスターは、ハムスターの中でもトップクラスの人気を誇る品種であり、ペット初心者でも飼いやすい動物として注目を集めています。ゴールデンハムスターは体が丈夫である上、性格が穏やかで優しいという長所がありますが、お家に迎える際にはいくつかポイントと注意点があります。

そこで今回は、ゴールデンハムスターの特徴や飼い方、飼育の注意点などについてご紹介します。

ゴールデンハムスターの特徴と基本的な飼い方を知ろう!

ゴールデンハムスターをお家に迎える前に、次のような特徴や飼育のポイントを押さえておきましょう。

特徴

ゴールデンハムスターは、シリアやレバノン、イスラエル原産のハムスターです。大きさは16cm~19cm、重さは140g程度で、ハムスターの中では大きめです。比較的穏やかで人懐っこい性格のため、ペット初心者の方でも飼いやすいといわれています。

種類

ゴールデンハムスターの種類にはオレンジ色と白色の毛からなる「ノーマル」タイプのほか、全身クリーム色の「キンクマ」、全身真っ白な「ホワイト」、ツヤのある黒毛で覆われた「ブラック」、全身白っぽい毛色の「グレー」、茶色ベースの「ミンク」などがあります。機会があれば様々な毛色の子と触れ合ってみましょう。

生活リズム

ゴールデンハムスターは夜行性のため、昼間は寝ていることが多いです。したがって、お仕事で夜しかゆっくり触れ合う時間が取れず、ペットを諦めていた方にもオススメです。
なお、ハムスターは非常に繁殖力が高いため、多頭飼いはしないようにしましょう。

食事

食事は基本的に1日1回で、「ペレット」と呼ばれる固形フードと新鮮なお水を与えます。
これだけでも十分栄養を確保できるので、不用意に人間の食べ物を与えないようにしましょう。特にネギ類やアボカド、ジャガイモは中毒を起こしやすいので注意してください。

飼育環境

ゴールデンハムスターの飼育環境の適温は20℃~23℃なので、年間を通してこの室温を維持するように心がけましょう。
また、ゴールデンハムスターはもともと1日9km~20㎞程度走る動物ですので、運動不足にならないようにケージ内に回し車などを置いてあげましょう。

寿命

ゴールデンハムスターの寿命は平均2年~3年といわれています。飼育環境が適していれば4年程度になることもありますが、基本的に犬や猫ほど長生きではないので、この点は飼う前に覚悟しておかなければなりません。

ゴールデンハムスターの飼育に必要なものとは?

上記のような特徴を一通り理解した後、「ゴールデンハムスターを飼おう!」と決めた方はあらかじめ次のものを用意してあげましょう。

大きめのケージ、柔らかい木製チップ・干し草の床材

体が大きいゴールデンハムスターの動きを制限しないよう、幅45㎝、高さ25cm以上の大きめのケージを用意します。
ケージの下に敷く床材はゴールデンハムスターの体温を保温したり、物理的な衝撃から守ったりする役割を果たす重要なアイテムなのでこちらも必ず用意しましょう。素材は柔らかい木製チップや干し草が理想的です。

専用トイレ、給水ボトル、餌入れ

個体によりますが、ハムスターは特定の場所でトイレをすることがあります。飼い始めからトイレを用意しておけばそこで用を足してくれる可能性が高いので、ぜひハムスター専用トイレを用意しましょう。トイレを覚えてくれるとケージの掃除も楽です。
そしてケージの中で落ち着いて食事ができるよう、新鮮な水と餌を入れる給水ボトルと餌入れも準備しておきましょう。

回し車、ヒーター

回し車があるとハムスターのストレス発散・運動解消に便利です。飼い主としても回し車の中を走る様子は大変可愛らしいものですよ。
なお、ケージ内が寒すぎると冬眠モードに入ってしまうので、ハムスター用のヒーターを使って適切な温度を維持しましょう。

ゴールデンハムスターを飼うときの注意点

飼いやすいと評判のゴールデンハムスターにも実際の飼育ではいくつか注意点があります。

まずは、毎日の体調チェックを必ず行うようにしましょう。下痢や体重減少、毛並みの変化、食事や水分摂取量の減少、排泄状況の変化(おしっこに血が混じる)などがあれば、早急に動物病院を受診してください。
また、飼育しているケージが汚いと体調不良の原因となるだけでなく、ケージや手を噛むといった行動が見られるため、こまめに掃除し清潔に保ちましょう。

そして、無理に触ることは控え、ゴールデンハムスター自ら来てくれるのを待ってゆっくりと距離を縮めましょう。特に飼い始めたころは付きっきりで構ってあげたくなるものですが、のんびり気長に接するようにするとハムスターもリラックスできますよ。

まとめ

ゴールデンハムスターの特徴や飼い方、飼育の注意点などについてご紹介しました。「愛らしい姿が毎日癒しを与えてくれる」とファンの多いゴールデンハムスターですが、その愛らしさを守るためには特徴や習性に合わせた適切な環境が不可欠です。
ゴールデンハムスターの飼育を検討している方はぜひ、この点を覚えておいてくださいね。

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知る・学ぶ 2021-03-16

犬と猫の祖先は同じ?! 太古の動物「ミアキス」

私たち人類と長きにわたって共に過ごしてきた歴史を持ち、現在もペットの代表格として人気を二分している犬と猫。
彼らは見た目や性格は異なる動物ですが、実は共通する祖先を持っていることをご存知でしょうか?

そこで今回は、犬と猫の祖先「ミアキス」についてご紹介します。

犬と猫の共通祖先?! 「ミアキス」とは

犬と猫の共通する祖先といわれている「ミアキス」は、約6,500万~4,500万年前に生息していたとされる動物です。
ラテン語で「動物の母」という意味を持つミアキスは主にヨーロッパ大陸などの森に分布し、体長は約30センチ、スリムな胴体に長い尻尾と短い脚が特徴で、イタチに似た姿であったと考えられています。

そして、犬と猫は実は同じ「ネコ目」に分類されており、ミアキスは生物学上ではこのネコ目の祖先に当たります。
ネコ目は「イヌ亜目」と「ネコ亜目」の2つにそれぞれ分かれ、犬は「ネコ目イヌ科イヌ属」、猫は「ネコ目ネコ科ネコ属」に分類されています。
なお、イヌ亜目は犬のほかにはイタチやアライグマ、アザラシやアシカなどが属しています。

このように犬と猫の共通祖先であるミアキスは、身体構造にも双方との共通点が見られ、骨盤の形は犬に近く、猫のように4本足の先端から爪を出し入れすることができたといわれています。

ミアキスはどうやって犬と猫に分かれたの?

かつて森林の木の上で暮らしていたミアキスは、樹上で爬虫類や鳥の卵などを餌として食べて生活していました。
しかし、次第に森林での生存競争が繰り広げられ、ミアキスの住処が次の二通りに分かれていったことが後に犬・猫といった異なる動物へ進化するきっかけとなりました。

草原へ移動したミアキスが犬の祖先に

森林から草原へと生活の場を移したミアキスが、その後犬に進化していく祖先となりました。
草原では森林とは異なり隠れる場所も少ないため、身を守れるように筋肉質な体と長く速く走れる脚力が発達しました。さらに、広い草原で狩りをするために群れで協力して獲物を追い詰めるようになったことでチームワークが必要になり、リーダーが出現して主従関係が生まれたといわれています。

そのほかにも、獲物や天敵を威嚇するために大きな声で吠える習性など犬へと進化していく能力が身についた一方で、ミアキスが持っていた猫のように出し入れできる爪は退化していきました。

森林に残って暮らしていたミアキスが猫の祖先に

草原へ移動せず、森林に残って暮らしていたミアキスが後に猫の祖先へと進化していきました。
森に隠れて敵から身を守り、時には獲物を狩るために足の先端から出し入れできる爪はさらに鋭く発達しただけでなく、瞬発力や聴覚、木々を移動するための優れた平衡感覚や小さくてしなやかな体など、猫へと進化していく能力が身についていきました。

また、草原に出て群れで生活するように進化した犬の祖先とは異なり、森林で身を隠しながら単独行動で暮らしていた名残が猫の自由奔放な性格に残っています。

動物たちの歴史や進化の過程を調べてみよう!

犬と猫の祖先「ミアキス」についてご紹介しました。ペットの人気を二分する犬と猫が実は共通する先祖を持っていることに驚かれた方も多いのではないでしょうか?
人間のパートナーとして長い歴史を持つ犬と、マイペースで自由奔放な猫が持つそれぞれ異なる魅力が、かつてミアキスが暮らしの変化の中で身についた能力であるという進化の過程には驚かされますね。

犬と猫以外にも、普段飼育しているペットや私たちの回りで暮らす動物たちの歴史や進化の過程について調べてみると何か面白い発見があるかもしれませんよ。

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知る・学ぶ 2021-02-25

今人気のハリネズミ! 特徴と飼い方のポイントとは

ハリネズミカフェの登場でハリネズミへの注目が集まる中、この動物をペットとして飼いたいと思う方が増えています。
しかし、いざ飼いたいと思っていても、ハリネズミに関する知識が乏しかったり、周りに飼育経験のある方がいない場合は少し不安かもしれません。

そこで今回は、ハリネズミの特徴や飼い方のポイントをご紹介します。

まずはハリネズミの特徴を知ろう

これからハリネズミを飼う方はまず、ハリネズミの特徴を知っておきましょう。あらかじめ基本的な知識を頭に入れておくことで、お迎えしやすくなります。

ハリネズミの生活リズムと飼育環境

ハリネズミは基本的に夜行性です。そのため日中のスキンシップは控えめにし、ハリネズミの生活リズムを大切にしてあげると良いでしょう。
また、ハリネズミは寒さに敏感であり、室内温度が低いと冬眠してしまいます。したがって、室内温度は25度~29度、湿度40%を維持できるようにしましょう。

そして、ハリネズミは単独生活を好む動物であるため、複数飼育する場合は注意が必要です。ストレスを溜めないようにするためにも、静かな環境で1匹ずつケージ(60㎝×90㎝程度)に入れて飼育することをオススメします。
さらに、ケージの中には運動に最適な回し車などのグッズを置いてあげると良いでしょう。

ハリネズミの習性

ハリネズミは警戒心が強い動物です。身の危険を感じると背中を丸めて針を立て、鼻から「シュー」「プシュー」といった息を吐き出すような威嚇の鳴き声を出すことがありますが、リラックスしている時は針が寝ている状態になります。また、体臭はあまりないため、特別なにおい対策をする必要はありません。

ハリネズミがかかりやすい病気

ハリネズミがかかりやすい病気は「ダニ症」と呼ばれるダニ刺されの皮膚病です。この病気にかかると痒みが生じるため、しきりに体を掻くようになります。体を掻く仕草を頻繁に見かけるようになったり、針がぽろぽろ抜けるようになった場合は早めに動物病院を受診しましょう。

ハリネズミの食事

ハリネズミは本来、自然界で虫や小鳥、小さい哺乳類、果物、木の実や種、キノコなどを食べていますが、ペットとして飼う場合にはハリネズミ専用フードを中心に低脂肪・低カロリーの餌を用意してあげると良いでしょう。
また、ハリネズミは夜行性なので、活動時間に合わせて夕方~夜頃に餌をあげることをオススメします。

ハリネズミの飼い方のポイント

ハリネズミが気持ち良く過ごせるよう、飼い主として次のような点に注意しましょう。

針を立てているときは触らない

前述の通り、ハリネズミはストレスを感じると背中の針を立てることがあります。そのときは基本的に「ご機嫌斜め」であるため、無理に触らないようにしましょう。

飼育環境の管理を徹底する

ハリネズミの健康は飼育環境に大きく影響されます。そのため、室温や湿度、衛生状態、飼育スペースの確保においては飼い主の方が責任を持って管理してください。
特に室温と湿度のコントロールは重要なのでエアコンを上手に利用しましょう。

食欲や排泄物の状態を確認する

ハリネズミに限ったことではありませんが、動物の健康状態は食欲や排泄物の状態からある程度把握ができます。病気の早期発見のためにも、この二点だけは毎日必ず確認するようにしましょう。

まとめ

ハリネズミの特徴や飼い方のポイントをご紹介しました。
ハリネズミの何とも言えない愛らしい姿は人間に束の間の癒しを与えてくれますが、そんなハリネズミにも安全でストレスの少ない、癒される住環境が必要です。
これからハリネズミをお迎えしようと考えている方は、この点をしっかり認識しておきましょう。

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知る・学ぶ 2021-02-10

ダチョウの視力はトップクラス?! 動物の視力・見え方について

自宅で愛犬や愛猫にじっと見つめられるとき、「動物の目には飼い主や周囲がどのように見えているのだろう」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。一般的に「動物の視力は人に劣る」といわれていますが、実際は動物の種類によって見え方に大きな差があり、一括りにして語れません。

そこで今回は、動物の視力や見え方について解説します。

視力の高い動物トップは鳥類!

「動物の視力は人に劣る」とは昔からよく耳にする話ですが、実際のところは動物の種類によって異なり、なかには人間の視力を遥かに超える動物もいます。その代表的な例が鳥類です。

たとえば、鋭い口ばしと爪で地上の獲物を狩る鷲(ワシ)や鷹(タカ)の視力は人間と比べて6倍~8倍あるといわれており、数キロメートル先の地上の動物を簡単に見つけてしまうほどです。
また、ダチョウの眼球は脳よりも大きく、視力はなんと20を超えるともいわれています。

「視力20以上」とは、40メートル先を歩いているアリがはっきり見えるレベルですから、「見る力」において私たち人間は完敗なのです。
それもそのはず、鳥類の視細胞は150万個ほどありますし(人間は約20万個)、視野は軽く300度を超えます。その上、人間には見えない紫外線まで認識するため、鳥たちが見ている世界はとても鮮明かつカラフルである可能性が高いのです。

イルカの視力は0.1程度?

イルカは非常に知能が高い動物として知られており、水族館のイルカショーのように特殊なトレーニングを施せば、人間が出す指示に従って行動してくれることがあります。
このことから、イルカの視力は人間の手振り身振りによる指示が一つひとつはっきり見えるほど良さそうに思えますが、実はそれほどでもありません。イルカの視力は0.1ほどなのです。

視力0.1は見る対象物がある程度大きくてもぼやけて見えるため、人であれば眼鏡やコンタクトレンズを使って矯正しなければ日常生活に支障が出る場合もあるでしょう。
しかし、イルカには超音波を出して周囲にある動物や物、距離などを把握できる能力があるため、それほど視力が高くなくても状況や空間の判断は可能なのです。

犬と猫の見え方はセピア色?!

ペットの代表格である猫と犬の大きな瞳は一見視力が良さそうにみえますが、どちらも視力は0.2ほど。イルカと同じく、近くにある物でもぼやける見え方であり、人であれば矯正が必要な視力といえるでしょう。
また、犬と猫は色の識別能力が高くありません。そのため、どれだけ色彩豊かな光景が目の前に広がっていてもセピア色のように色褪せて見えるのです。

しかし、犬と猫の目には入ってきた光を倍増させるタペタムと呼ばれる反射板の機能が備わっているため、暗闇でも人や物はきちんと認識できます。
さらに犬と猫には非常に高い聴覚と嗅覚も備わっている分、見える景色が色褪せていてもそれほど弱点にはならないのかもしれませんね。

なお、犬と猫にも加齢や病気による視力の低下はあります。そのため、動物病院では目の傷を保護・治療したり、視力を矯正したりするためのペット用医療コンタクトレンズを処方することがあります。
「恐る恐る歩いている」、「家具や物にぶつかる」、「ちょっとした物音にびくびくする」といった症状が現れた場合は視力が低下している可能性があるので、早めに動物病院で診察してもらいましょう。

タコの視力は意外に高い!

最後にご紹介するのはお寿司や屋台のB級グルメでおなじみのタコです。
タコの目は腕の付け根部分に二つあり、視力は0.7ほどあるといわれています。魚の多くは0.2ほどですから(マグロやカツオは0.4程度)、タコの視力が海洋生物の中では良い方だとわかりますね。

また、タコは脳が非常に発達している生物でもあるので、今後、視力と知能を連動させて私たち人間が驚くような行動をするかもしれません。タコの体の構造や生態はまだ解明しきれていませんが、タコに対するイメージが覆るような新しい発見にはぜひ期待したいものです。

まとめ

動物の視力や見え方について解説しました。動物にはもともと与えられた身体能力の条件で生き抜く力が備わっています。つまり、たとえ視力が弱くても、それは「より良くカスタマイズされた結果」なのです。

このような合理的な体の構造は私たち人間に、それぞれの個体が持つ生命力と生物の神秘を知るきっかけを与えてくれるのではないでしょうか。

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知る・学ぶ 2021-01-27

初心者必見! 猫カフェの基本ルールと接し方のコツ

かわいらしい猫たちと触れ合える「猫カフェ」は、猫好きにはたまらない特別な空間です。
特に諸事情で猫を飼えない方や、飼育未経験の方にとってはぜひとも遊びに行きたいスポットでもありますが、猫たちとの触れ合いを存分に堪能するためには猫カフェを利用する際の基本的なルールや猫との接し方を理解しておくことが大切です。

そこで今回は、猫カフェを利用するにあたり知っておくべきルールや猫との接し方のコツをご紹介します。

知っておこう! 猫カフェでの基本ルール

猫を間近で見たり、触れたりできる猫カフェですが、他の動物カフェと同様、猫たちに大きなストレスをかけさせないために、いくつかのルールが定められています。

猫と人間がお互いに心地良く、楽しい時間を過ごすためにも、猫カフェに遊びに行く際には「衛星・健康面のルール」と「猫たちとの接し方のルール」を守るようにしましょう。

衛生・健康面のルール

猫カフェは多頭飼いの場所でもあるため、1匹の猫が感染症になると他の猫たちにもあっという間に感染が広がってしまいます。また、猫はストレスが健康状態に影響しやすい動物です。
そのため、ほとんどの猫カフェでは衛生・健康管理の観点から次のようなルールを定めています。

手洗い・消毒の徹底

猫カフェでは入店前に手洗い・消毒が義務付けられていることが多いので、入店の際は必ずこのルールに従いましょう。手洗い・消毒を徹底することでウイルスや細菌が店内に持ち込まれるのを防げます。

靴下を用意する

猫カフェへは靴下を履いておでかけするようにしましょう。ストッキングやタイツの場合は靴下を持参して重ね履きしてください。これは上記のように店内にウイルスや細菌を持ち込まないための対策であり、多くの猫カフェで実施されています。
靴下を忘れてしまった場合はコンビニや猫カフェ内で販売されているものを購入しましょう。

香水はつけない

猫カフェに行く前は香水をつけないようにしましょう。香水の香りは猫にとってストレスになることが多く、猫に避けられてしまう原因となります。
また、香りの強い柔軟剤を使った服の着用も避けた方が良いでしょう。

猫たちとの接し方のルール

猫の魅力の一つとして挙げられるのが「気ままさ」です。猫カフェ店内でもできる限り猫の行動の自由を尊重してあげながら接しましょう。

猫を無理やり抱っこしない

無理やり抱っこすることは猫にとって大変ストレスになります。
猫が嫌がっているのに抱っこし続けると噛みつかれたり、引っかかれたりすることもあるため、嫌がっている様子がうかがえるときは控えましょう。店舗によっては抱っこ禁止となっている場合もあります。

寝ている猫を強引に起こさない

猫が寝ている場合は無理に触って起こさないようにしましょう。猫が長い時間眠っているのは習性であり、猫にとっては大切な時間です。

大きな音を出さない

猫は音に大変敏感です。特に大きな音はストレスとなり、一気に不機嫌になることがあるため音は極力出さないようにしましょう。

猫を追いかけない

猫は人間に追いかけられると強いストレスを感じます。猫に嫌われないようにするためにも追いかけないようにしましょう。

食事中の猫に触らない

猫がおいしそうに餌を食べている光景はかわいらしいものですが、だからといって触るのは良くありません。猫によっては食事を邪魔されたとして不機嫌になることもあるため、食事中は触らないようにしましょう。

写真撮影時はフラッシュやライトを使用しない

スマホやカメラから出る光は猫の目にとって強い刺激・ストレスになります。
猫の目の健康にも良くありませんので、店内で撮影するときはフラッシュやライトをオフにしましょう。

猫に嫌われない接し方とは?

せっかく猫カフェに遊びに行くのではれば、ぜひとも猫たちと仲良くなりたいものです。ここからは、猫に嫌われない接し方のコツをご紹介します。

体勢はなるべく猫に合わせよう

猫に威圧感や恐怖感を感じさせないよう、なるべく体勢を低くしながら猫に接しましょう。猫にとって人間はとても大きな「生き物」であり、体格差を感じさせるような体勢はあまり好ましくありません。

猫から来るのを待とう

追いかけると猫に恐怖を与えてしまいかねないため、基本には待つスタンスが大切です。
そして猫が近づいてきたら、猫が気持ちを許し始めてくれている証拠です。そっと指先を猫の鼻あたりに差し出して猫と挨拶を交わしてから、用意されているおもちゃで遊んであげると良いでしょう。

優しく、落ち着いた声で話しかけよう

猫は優しく、落ち着いた声を好みます。媚びるような声を比喩する表現に「猫なで声」という言葉がありますが、猫に話しかけるときはまさにこの猫なで声が効果的なので覚えておきましょう!

まとめ

猫カフェ利用にあたり知っておくべき基本的なルールや猫との接し方のコツをご紹介しました。猫カフェで実施されているルールは店舗それぞれ異なるので、事前または利用時に確認するようにしましょう。
お家で猫が飼えない方や、普段猫を見かけても触れ合う機会がなかったという方はこれを機にぜひ、猫カフェを楽しんでくださいね。

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