犬と旅行に行くときの4つの注意点

旅行に出かける際、一緒に犬も連れていけたらより楽しい思い出が残りますよね。
しかし、犬を旅行に連れて行くには人間以上に準備が必要になりますので、後悔しないためにも万全にしておくのが大切です。

そこで今回は、犬と旅行に行くときの注意点を4つご紹介いたします。

犬の予防接種やノミ・ダニ予防は済ませておこう

季節を問わず、犬を旅行に連れて行く際は予防接種が必須になります。特に公共の場所やドッグランなどではワクチン接種の証明書の提出が無ければ利用できないところもありますので注意が必要です。

また、草むらや水辺にはノミやダニが潜んでいる危険があり、これらが付着した犬と車の中や宿泊先で一緒に過ごしていると、人間にも影響が出ることがありますので対策はしっかり行なっておきましょう。

このように、普段は家の中で過ごすことが多い犬にとって外は病気の元となる細菌やウイルスがたくさん存在します。
旅行が原因で犬が体調を崩すことが無いよう、事前に予防接種やノミ・ダニ予防などは済ませておきましょう。

旅行先でも犬がトイレできるように準備しておこう

犬にとって旅行先は、いつもの環境とは全く異なった場所に出かけることとなり、家の中では普段トイレができても外では緊張のためかなかなかできない子もいるので性格をよく把握しておく必要があります。

さらに、特に室内で飼っている犬を散歩に連れて行って外で排泄させる訓練はもちろん、「チッチ、チッチ」などと声をかけて、外出先でもここで排泄して大丈夫という合図を覚えさせたり、犬のトイレ専用のシートなどを用意してそこの上なら排泄してもよいという習慣を覚えさせるなど、日ごろからしつけておくことが大切です。

また、旅行先では普段の犬の散歩と同様に街中や公共の場所などで排泄させないよう注意し、万が一排泄してしまってもきちんと片付けるなどのマナーはしっかり守りましょう。

犬をクレートに慣れさせておこう

クレートとは、犬を連れた外出時に便利な持ち運び可能の犬小屋のようなものです。
ただし、クレートに犬を入れて外出するときは、慣れていないと持ち運ぶときに鳴き続けたり、出してと言わんばかりにいたずらをしたりすることがあるため、日頃から慣らしておく必要があります。

また、普段は天井が付いていないサークルなどの広いスペースに慣れている子は、クレートのような狭い場所には怖がって入りたがらないこともあります。とはいえ、旅行中の移動の際に犬をずっと抱っこし続けるのは大変ですので、クレートに入る訓練もしておくとよいでしょう。

無理のない旅行スケジュールを立てよう

犬を連れた旅行といっても、お留守番をするときは必ずあると思います。
しかし、知らない場所に一人ぼっちだと犬に大きなストレスがかかります。退屈になると寝る子はあまり問題ないのですが、敏感な子だとストレスが溜まってしまうので、犬の性格を見極めてなるべく一人の時間が短くなるようにスケジュール調整をしておくとよいでしょう。

また、旅行のスケジュールを立てる際、やはり犬を連れて行くのは難しいと判断したときにはペットホテルなどに預けるサービスをはじめ、自宅に犬のお世話に出向いてもらうペットシッターなどの方法もありますので、よく検討して計画を決めましょう。

まとめ

犬と旅行に行くときの注意点を4つご紹介いたしました。
せっかくの旅行ですから、犬にとっても快適で楽しい旅にしたいですよね。事前に行なう準備がしっかりとできているかどうかはとても重要で、お互いにストレスなく過ごすためには日頃のしつけも大切です。

実際に旅行先に着いてから困ることがないように、今回ご紹介した方法を参考にして事前の準備は抜かりなく行なっていきましょう!

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