日本で昔から親しまれている柴犬は、現在でも国内で常に人気犬種の上位に入っています。さらに、ヨーロッパなどでは「Shiba Inu」と日本語で呼ばれ、海外でも多くの人々から愛されていますが、近年は特に台湾で柴犬が人気を集めているようです。
そこで今回は、台湾での柴犬の人気についてご紹介します!
柴犬はその可愛らしい姿だけでなく、ペットとしての飼いやすさが日本のみならず海外でも熱い注目を集めている動物です。なかでも、近年は特に台湾で人気となっており、公園や街中でも柴犬を連れて散歩をしている人が増えています。
人気の理由には、やはり穏やかな性格でしつけがしやすいなどペットとしての飼いやすさが主に挙げられますが、一説によると中国語で柴犬の「柴(チャイ)」の発音が「財(ツァイ)」と似ており、招き猫のように財産を呼び込む縁起のよい犬として、験を担ぐという意味で飼う人が増えているのではないかともいわれています。
また、ヨーロッパやアメリカなど海外でも年々高まっている柴犬の人気は、実はかつて台湾から始まったともされており、昔から親交が深い日本の文化が親しまれてきた点が近年の人気にも繋がっているようです。
日本からも観光客が多く訪れる台湾の首都・台北は、若者向けのショップなどが並ぶ人気のエリアです。そのなかでも、近年オープンした「雨田先生手沖飲品吧」というカフェは毎日行列ができるほどの人気を博しており、地元民だけでなく観光客からの注目度も高まっています。
そして行列ができるほど人気となるきっかけになったのが、柴犬の寝顔のマシュマロがトッピングされたミルクティーなのだそうです。まるで布団のなかで寝ているような、ふわふわに泡立てられたミルクの上に柴犬のマシュマロが浮かぶ様子が可愛らしいと大ヒットし、主に女性を中心に多くの人々がカフェを訪れています。
また、柴犬のマシュマロは冬には白くなったり、春には桜が浮かぶこともあるなど季節ごとに変化を楽しめます。そのため、季節によって異なるドリンクを楽しもうとお店のリピーターとなる方も続出しています。
台湾での柴犬の人気についてご紹介しました。日本のみならず台湾でも愛されている柴犬ですが、その可愛らしい姿やペットとして飼いやすいという点だけでなく、縁起のよい犬としても注目されていることに意外に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、近年は柴犬のマシュマロが浮かぶミルクティーで行列ができるほど人気となったカフェもオープンしていますので、台湾へ旅行に訪れた際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。